4月18日(木)に、臨床美術体験がありました。第1回目のテーマは「桜」でした。
まず初めに、講師の二木先生が、「桜見たことある?」「どんな大きさだった?」と聞くと、子ども達は「このくらいだったよ!」と両手を使って、幹の太さや高さを表現してくれました。先生「桜の花びらはどんな感じだった?」、「ピンク色だった」「薄くてひらひらしてる」、先生「薄くてひらひらしてるって表現いいわね!」と、桜の話しがどんどん膨らんできたところで、二木先生が描き方を説明し始めました。
今回使うのは、「墨」。先生が筆に墨をつけて描きながら説明をしてくれました。先生「根っこから栄養をもらって、桜の木がどんどん太くなっていきます」と話しながら、下から上へ筆を動かして、木の幹や枝が太く大きく伸びていく様子を、子ども達は、「わぁ~!」と声を上げたり、わくわくした表情をしていました。
お話の後、子ども達も筆を持ち描き始めました。
桜の幹がどんどん太くなって、桜の枝も枠からはみ出るくらいに伸びていきます。
次に桜の花びらを描きました。二木先生「桜の花びらは薄くてひらひらしていて、柔らかくてふわふわしているよね」「ふわっふわっと優しく絵の具をつけていきますよ」と教えてくれました。白、ピンク色、赤色のアクリル絵の具を貰い、スポンジでぽんぽんっと色を付けていきました。
桜の木が満開になってきました。
描き終わった後は、みんなの作品を並べて鑑賞会が始まりました。二木先生「この桜の絵は、花びらで埋もれてるみたいにに感じるね、苔が生えていて幹が太くて何百年も前からある桜の木みたい、桜の花びらが爆発しているね」と一人一人の絵の感想を話してくれました。子ども達は、力強いコメントをされたり、お友達から拍手をされたりして嬉しそうでした。
楽しかった、臨床美術体験。次はどんな作品ができるか楽しみですね。